支援者向けSupporter

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キャリアコンサルタント養成講座も開催しておりますので、
お気軽にお問い合わせください。

「人生100年時代」と謳われ、長期化する職業人生、また多様な働き方・選択しの幅が広がる中で、時代の流れや幅広い知識を習得することも就労支援において必要とされてきています。
そのため、Career Journey(キャリアジャーニー)は、今後、多くの方のキャリア支援がされ、可能性が広がる場を構築するために、支援者の方向けの講習や研修も行っております。

セミナーでは「就労支援」「キャリア形成支援」をおこなう就労支援員を対象に、時代とともに急速に変化し続ける労働環境について学び、また、就労支援における技法(キャリアコンサルティング技法を基本とする)の基礎の学び直しから支援の現場で活かせる理論を学び、より良い支援につながることを目的とし開催します。

キャリア支援Career Support

どんなキャリアを構築するか

人生100年時代となった現在は、「長く働かないといけない」とネガティブに感じる方もいるかもしれませんが、働き方や価値観も多様化する中でのこの変化は、従来よりも自分らしく生きるチャンスととらえることもできます。

私は、この変化の激しい社会環境において、多くの方に、自分らしくどんなキャリアを構築するかを是非、前向きに考えてもらいたいと考えています。

キャリア形成と能力開発

このような社会情勢において、キャリアの主導権も組織から個人へとシフトし、労働者の主体的なキャリア形成が一般的になっていくでしょう。 この日本においても、定年まで一つの会社で勤め上げる単線型キャリアパスから、複数のキャリアを並行する複線型のキャリアパス(パラレルキャリア)へと変化していき、企業任せではなく、個人の主体的なキャリア形成の必要性も重みを帯びてきました。

事実、近年の調査においても、自己啓発を実施した人では「仕事の質」「年収変化」「仕事の満足度」何れにおいてもポジティブな効果が高くなるという結果が現れています。

人的ネットワークと潜在情報

そこで、私たちキャリアコンサルタントにおいても、変わりゆく企業や労働者を支援していく能力をより一層高めていくことが求められており、常日頃から自己研鑽に励み自らの能力を磨き上げていかなければなりません。

その手法の一つとして人的ネットワークによる情報収集も非常に重要だと考えます。
私自身の仕事はまさにこの人との繋がりに尽きると言えます。
人的ネットワークを強化することで情報の質を高めることが大切なのです。

但し、人との繋がりは発掘よりも維持に労力を要します。
こまめに連絡を取ったり、気にかけたり、接触したりすることで、好感度も高まり、単純接触効果が現れます。
特に相手が困っていることをサポートしたり、率先して手伝ったりすることで返報性の原理が得られます。
お互いに助け合える対等な関係を築くことができるのです。

ウェルビーイング

最近注目されている、「ウェルビーイング」とは、肉体的・精神的・社会的においてすべてが満たされた幸福な状態という意味です。
その理論では、幸福には次の5つの構成要素が必要だとされています。

  1. 人生を楽しんで過ごすこと
  2. 何か夢中になれることをもつ
  3. 人との繋がり
  4. 自分の人生に意味や意義を見つける
  5. 目標を持ちその達成を目指し取り組むこと

従来とは異なる100年時代での新たなキャリアプランを立てていく為には、いずれも重要な項目だと私は考えています。

キャリアコンサルタント自身が行うべきこと

人生100年時代において、相談者が幸福度を増大させ、人生をより豊かに充実させていくためにキャリアコンサルタント自らが、ウェルビーイングを達成すべく、自分の仕事の意義をしっかりと言語化し、人と人の繋がりをこれまで以上に重視する必要があるでしょう。

そして、自身が自分の仕事に夢中になるためにも、自分なりの目標を定め、相談者と伴走しながら中長期的な視野でサポートできるようなスキルを身につけることがこれからのキャリアコンサルタントにとってとても大切だと感じています。

環境の変化が著しい今のような時代だからこそ、相談者を適切に支援していくべく、キャリアコンサルタント自身のアップデートを含めた自己研鑽を欠かさないようにしていきたいものです。

受付時間 9:00-18:00(担当:當銘) 098-963-9992
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